大和ブレイスブログ

月別記事一覧    2016年4月

オスグッドシュラッター病

オスグッドシュラッター病は小学校高学年から中学生くらいまでの成長期男子に発症することが多いです。
成長期に膝が痛いので成長痛と勘違いされる方がいますが、成長痛は成長軟骨の痛みと言われているので別の症状です。
そのため膝の痛みを訴えたら医療機関への診察をお勧めします。


原因、症状
膝のお皿の下(脛骨粗面)に運動時の痛みと膨らみが出てきます。
大腿四頭筋の過度の収縮を繰り返す事により膝蓋靭帯の脛骨付着部が慢性的に刺激を受け、成長軟骨が剥離してしまいます。


治療
症状が軽い場合はスポーツ活動を制限させたり大腿四頭筋のストレッチや装具を装着させます。
症状が強い場合は炎症がおさまるまで膝を伸ばした状態を保ちスポーツ活動を禁止する。


オスグッドシュラッター病用の膝装具です。

カテゴリー:下肢装具, 新着情報   / 投稿:2016/04/28

腰椎分離症

腰椎分離症はスポーツを本格的にしている十代前半の子に運動時の腰痛という形で出てきます。
運動時は痛いけど普段はなんともないという子もいます。

腰椎分離症の原因
腰椎の後ろ側は椎弓といってリング状の形をしています。
そのリングの後ろ側は細く弱いため強い伸展、屈曲(背中をそらしたり、ジャンプして着地等)の動作で過度の力がかかります。
そのような力が繰り返しかかると腰椎が分離(骨折)します。
多くは第5腰椎に発生します。

治療
分離症発症直後であれば保存的療法で癒合を期待できます。
原因となったスポーツを休止させてコルセットを厳格に装着させます。
市販の腰が痛い人用では強度等が足りないので専用のコルセットが必要となります。
少なくとも半年間程度はスポーツを休止することが望ましいので
学校のクラブ活動やスポーツクラブに入って本格的に選手を目指している子には精神的なストレスや落胆に陥りやすいので、周りの方が温かく上手に対応する事が大事です。

成人の場合には保存療法では分離部は癒合しません。
しかし腰痛が絶対出るというわけではありません。
腰痛が出て仕事やスポーツに支障が出る場合はコルセットをつけ無理のないようにすることも大事です。

大和ブレイスでは腰椎分離症用のコルセットも製作しております。




カテゴリー:体幹装具(コルセット), 新着情報   / 投稿:2016/04/27

カブトムシの幼虫

昨年飼っていたカブトムシの幼虫が育っていました.

土が餌となるそうなんで新しく土を交換しました。
二匹しかいないので大事に育てたいと思います。

カテゴリー:新着情報   / 投稿:2016/04/13