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変形性膝関節症

歩く時や体を移動させる時、片膝には体重の3から4倍の重さがかかると言われています。変形性膝関節症とは膝関節に掛かる負担を和らげる関節軟骨の磨り減り等が要因となって、膝関節に炎症が起きたり、関節が変形したりして痛みが生じる病気です。 膝の関節は「おさら」と呼ばれる膝蓋骨と、大腿骨、脛骨という3つの骨から成り立っています。これらの骨は関節軟骨に覆われています。
関節軟骨と半月板は、骨と骨のつなぎ目を保護し、関節内の摩擦を最小限にすることによって、膝にかかる衝撃を吸収する役割を果たしています。加齢や運動不足などによりクッションの役目をする軟骨が減り、その負担に耐えられなくなってしまい、やがて関節軟骨はすり減ってしまいます。特に日本人は膝の内側によく見られ、膝を曲げ伸ばしする際に磨り減った関節面が摩擦を起こし、痛みが生じます。また摩擦によって骨のとげが形成され痛みがひどくなったり炎症反応によって膝に水が溜まったりします。

変形性膝関節症の主症状
朝起きて、歩き始めた時の「膝の違和感」が最も早い症状です。初期のうちは痛みがすぐに治まったり、痛みがあっても歳のせいだとあきらめて、病院に訪れる人が少ないのが現状です。初期で治療しないとどんどん悪化します。
変形性膝関節症が進行すると痛みが酷くなり、膝が完全に曲がりきらない、伸びきらない状態が進行し、正座やしゃがみこみの動作や階段の上り下りも苦痛になります。また、炎症が起きてくるために膝の周辺が腫れたり、熱感を伴ったり、むくんだりしてきます。さらに炎症反応により膝に水が溜まり、重くだるい感じも出てきます。

変形性膝関節症の装具療法
医療現場で用いられる装具療法の一つに靴の中に入れるインソールがあります。ラテラルウェッジと言って、踵から小指付け根までを5~10mmの高さを付けます。これはドクターと症状を見ながら決めます。


  















カテゴリー:新着情報, 足底装具(中敷)   / 投稿:2012/07/07